羽沢横浜国大駅の駐輪場のキャパシティ問題

羽沢横浜国大駅の気になる

羽沢横浜国大駅の駐輪場は、2023年2月現在2箇所あります。
駅前の駐輪場は自転車もバイク(125ccまで)もいっぱいで、すでに枠線からは溢れています。2023年3月18日(土)に予定されている相鉄・東急直通線が開通すると更に羽沢横浜国大駅の利用客が増えると予想されますが、駐輪場から溢れかえり放置自転車が生じるくらいまでになってしまうのでしょうか。

2023年2月のとある平日のバイク駐輪場

2つある駐輪場も、第2はいまのところちょっと不便で利用者も少ない

現状、通勤・通学などで使うことができる駐輪場は2箇所です。ひとつは駅の北側(環状2号線の側道沿い)、もうひとつは駅の裏手にあたる「羽沢長谷公園」の隣になり、羽沢横浜国大駅第2自転車駐輪場です。
第2駐輪場は駅とクリエイト側の間から裏手に行く通路がなく(2023年2月現在)、歩くと3-4分かかるため、利用している自転車・バイクは皆無でした。建設中のリビオタワー羽沢横浜国大駅のコンセプトムービーを見る限り、環状2号線から裏手に抜ける緑あふれる通路が完成するようです。この通路が完成すると第2駐輪場も利用者が増えるのではないかと思います。

駅前のほとんどが放置禁止区域

溢れかえって駅前に停める人が出てくると、すぐに今井町の保管場所に持っていかれる未来が見えます。

出所:横浜市ホームページ 自転車駐車場(駐輪場)を探す

今後も利用者は増える?

あくまで私の勝手な予想ですが… 駐輪場の利用者はますます増えると思います。とあるサイトでは、「自転車:176台・バイク:54台」とありましたが、これは2つの駐輪場を合わせての数かと思いますが、増えるであろう周辺人口・利用者に対してのキャパとしては厳しいのではないでしょうか。商業施設が完成すれば商業施設利用者向けの短時間駐輪場はできると思いますが、通勤・通学用に長時間止めることができるタイプではないと思います。

なぜ、こんなに駐輪需要が高いかというと羽沢横浜国大駅の立地上、「駅からすぐ」「駅のそば」という表現が使える家がないからです。坂も多いので駅まで原付や電動自転車という気持ちはよくわかります😅

徒歩1分以内の賃貸物件はゼロ件
出所:SUUMO
徒歩5分以内でやっと検索結果が表示される
出所:SUUMO

(おまけ)1977年の羽沢横浜国大駅の航空写真をながめてみる

環状2号線ができたのは私が学生のころだったのですが、片側2車線の立体交差の道路が爆誕し、驚いたものです。免許をとってすぐに江ノ島方面に走り出したのも良い思い出です。
それだけ土地があったのだろうと思い、周辺の成り立ちを調べるため国土地理院の「地図・空中写真閲覧サービス」をみたら、結構面白かったです。

1977年(昭和52年)の羽沢横浜国大駅周辺(出所:国土地理院の地図・空中写真閲覧サービス)

右側を縦に走るのが第三京浜道路。上部を左右に走るのが東海道新幹線。中央部を斜めに走るのが東海道貨物線。現在は、東海道新幹線と東海道新幹線のあいだくらいに環状2号線が通り、羽沢横浜国大駅もできたという格好になります。

こちらは現在の羽沢横浜国大駅周辺の航空写真です。山あいではありますが、まだまだ開発される余地がありそうで、どんどん人が増えて賑わいを増してくれそうで楽しみです。
一方で駐輪場に限らず、人口増・利用者増に伴うインフラ整備が捗ることを期待しています。特に羽沢横浜国大駅までのバスの便が良くなると良さそうですね。

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